坐骨神経痛を誤診されて(女性)
一年前のある朝のことである。通勤の途中、右足首を強くねじった。一瞬鋭い痛みが 走ったが、そのまま職場へ。何とか勤めは終えたものの、帰りは痛みが激しくなり、 亀のような足取りで家についた。
翌朝、近くの整形外科で診察を受けた。なんと、椎間板ヘルニアという診察であっ た。それまで腰痛やぎっくり腰とは無縁だった私にはまさに青天の霹靂であった。 翌日から勤めを休んで通院をはじめた。牽引、温熱、投薬。2〜3週間もすれば回復す るとの話であった。しかし、全然良くならない。健康時なら三分で行けるところを、 ヨタヨタと三十分もかかり、しかもヘトヘトに疲れてしまうのだ。颯爽と歩いていく 健康な人がまぶしく見えて仕方がなかった。
四週間たった時点で、その病院に見切りをつけ、入院設備のある別の整形外科に入院 した。入院しての安静が効いたのか、今度はすり足ながら徐々に歩けるようになっ た。
私の場合、右側の腰から下の下肢全体が、左と比べて肉眼で見てもはっきりわかるほ ど、筋肉がやせ衰えていた。病院の廊下を歩行練習していても、右足が左の4〜5倍は 疲れるのだった。そして一ヵ月半、ようやく退院。その後も通院して牽引を続けなが ら、筋肉強化のため毎日のようにプールに通った。
その頃である。友人がカイロプラクティックを勧めてくれたのは。発病後四ヶ月西洋 医学の治療しか知らなかった私にはカイロプラクティックといわれても、むしろ不信 感のほうが強かった。しかし、とにかく治りたい一心で、試しに行ってみることにし た。
診察の結果はヘルニアでなく、以前からの骨盤のゆがみに原因がある坐骨神経痛との ことだった。体の土台である背骨と骨盤のゆがみを矯正していけば、時間は長くかか るが、必ず左右の脚が同じになるまで治せるという。私は、ここにきて初めて納得の 出来る説明を聞いたように思った。
週二回の通院は、時間的にも経済的にも私にはかなりの負担であった。しかし、しば らく通ううちに、まず数年前から苦しんでいた肩こりがすっかり解消した。階段降りも 楽になり、右足先に重苦しく残っていた痺れ感もいつの間にか消えていった。 私は仕事柄、どうしても机に向かう時間が長い。長時間座りつづけることは背骨に とって大きな負担である。しかしそれをやめるわけには行かない。そこで私は、一時 間半座ったら必ず五分は立ってほかの事をする。バスに乗らずになるべく歩く、水泳 をするといった工夫を重ねている。
そして今は、週一回カイロプラクティックで背骨の手入れをしていただく。何よりも 身体的にすっきりとリフレッシュすることに私はいつも驚きそして感謝している。
本文は個人の感想です。カイロプラクティック(整体)の効果は個人により違いがあります。